錆びたつらら

凍って錆びて、折れるまで

しんどい。また長い夜。
何も生み出してない1日がまた終わった。苦しい。
友達が心配して連絡をくれた。ありがたい。周りに恵まれてると感謝しつつも、何もできない歯がゆさで空回りが続いていく。

「ストレスから離れた方がいいですね」と医者に言われ、だとしたらもう、ストレスの原因はわかってるから辞めるべきなんだけど、もう、無理だ。

にたい。

一番最悪の言葉が頭に浮かんだとき、最初の1文字を飛ばして「にたい」と言う。
にたい。

今日1日で何回思ったか。
苦しい、病院に行って、帰りがけに散歩しつつ魔法同盟をやって、喫茶店で休憩しながらまた唐突に激しく落ち込んで動けなくなって、その繰り返し。

前の時は、毎日日記やブログを書いたり勉強したり、それなりにやることを見つけていたから、なんとなく毎日の活力を取り戻せていたけど、今はそれができない。
まだそのタイミングではないのかもしれないけど。

旅行も行きたいと、あまり思わない。
今計画しているものは楽しみだけど、新しくどうしよう、みたいなことにはならない。暑すぎるってこともあるけれど。

この闇は誰にも理解されない。されようと思ってない。ただただ、抜け出したいだけなのに。
今日も眠れない夜が続く。
こんなことなら外をうろうろしたいけど、この時間だし、やっぱりやめておく。あぁ、いつまで続くんだろう、この苦しみは。

 

あのね

会ったことも、喋ったこともない人が、恋人と別れてしまった話を聞いて、なんだかとても悲しくなった。
友達が恋人と別れたときのショックとはまた別ベクトルで。だけど、わたしの心の中に大きな波が生まれた。

未来とか、将来とか、安定とか、希望とか、夢とか、そういうものが今はなくなってしまった。期待しすぎないほうがいい、他力本願もよくない、わたしはわたしの力で立って、進んでいかなければならないのに、それが今はできなくて、立ち止まって、体育座りで座り込んで、じっとしている。充電期間といえば響きはいいのかもしれないけど、そんなプラスにも捉えられない、ただの抜け殻としてわたしは呼吸をしている。ただ、それだけ。

消えてなくなりたい気持ちが、ぶわっと溢れて、毎晩毎晩、その気持ちに耐えながら眠れない夜を過ごしている。
1ヶ月以上友達に会っていないし、お酒も飲んでいない。居酒屋にも、行ってない。
文章も書けず、抜け殻の日々が続いていて、今夜はなんとなく書きたい気持ちになって、豆電球だけ付けた部屋の中で、ベットに横になりながら、扇風機の音を聞いて、スマホに向かっている。

暗い闇と、明るい世界。
梅雨が明けたから、少しは楽になれるといいのだけど。

去年の苦しみが再発していて、少しずつ深いところに潜り込んでいる。
わたしがわたしである、この間までの元気だったわたしが、わたしとして外の世界へ出て行くことが、こんなにも難しいなんて。
苦しい、あっぷあっぷと、もがいているけど、なんだかそれも難しくて。わからない、わからないけと、希望が欲しい。

7月の記憶が全くない。わたしは何をしていたんだろう。なぜ生きているんだろう。分からない。

出会いと、別れと、社会の難しさと、色んな気持ちがごちゃまぜになって、深い深い海の中に、また、沈んでいく。

つらい

食事が摂れなくなって2週間以上が経過した。

薬のお陰で、少しずつ食べられるようにはなってきているけど、それも普段の1/3以下。

 

夜は眠れない。朝の方が近くなって、外が明るくなる前後にようやく眠りにつける。

朝は起きれない。外が明るくなっても、わたしに声をかけてくれる人もいるのだけど、全く気付くことなく昼前まで滾々と眠り続ける。記憶がない。

 

一日中ベットの上にいて、少し元気だったら外へ散歩。今日は3時間近く出かけてみたけど、帰宅した時には体調は最悪になっていた。頭が痛い、動けない、力が入らない、気持ちが悪い。何がどうって話じゃないのだけど、どう考えても普段通りの元気さはどこかへ行ってしまっている。

LINEを返すのもしんどい。しんどくない相手としんどい相手がいる。数日放置してしまい、申し訳ないなと思う気持ちもあるけれど、しょうがない、だって返せないんだもの。

 

ハンバーガーもお寿司もピザもパスタも餃子もラーメンも食べていない。食べたいかも、って一瞬思うけど、その気持ちは瞬間的に流れていく。元気になったら食べたいものはたくさんあるけど、今はいらない。

好きなご飯を食べたくないって感じるのはよっぽど。

 

復帰が考えられない。復帰のことを考えただけで吐きそう、というか簡単に吐ける。

このままどこかへ消え去りたい、誰も私を知らない場所で、もう一度やり直したい。どこで間違えたんだろう、何を間違えたんだろう。

 

イムリミットが近い。こわい。消えてなくなりたい。

寂しい夜に

数か月に一度、猛烈に寂しい夜がやってくる。

それは遊びに行った日の帰りだったり、彼氏と電話した後だったり、夜遅くまで飲んでいた日だったり、一日中家に引きこもっていた日だったりする。

決まって、休日の夜にやってくる。

 

隣にだれかいてほしいな、だれかとお話したいな、強いて言えば、彼氏がすぐ隣にいればな、などという、どうしようもない「寂しさ」だ。

遠距離恋愛、こればっかりは仕方ない。隣にいて欲しいときに、隣にいることはできない。それはお互い様だ。しょうがないものはしょうがない。

しょうがないって分かっているけど、頭では分かっているのに、感情としてどうしようもないときがある。色んな事を考えるけれど、考えたってしょうがないじゃんって思うんだけど、それでも考えてしまう。

不確定な未来のことをいつまでも考え込んでいてもしょうがない。他人と比較したってしょうがない。それなのに、寂しい夜は、どこまでも人を孤独な気持ちにさせてくる。

 

一緒に行きたいところ、やりたいこと、たくさん考えるけれど、今すぐに実現することは不可能な事ばっかりで、思い描く未来がすぐそばに来る気配もなくて、理想と現実のギャップがどこまでも切なく追い詰めてくる。

「どこでもドア」があればいいのに。距離なんて関係なくて、いつでもどこでもすぐに会えればいいのに。

 

こうやって「寂しいなぁ」なんて思うことも、数年後とかに振り返ったら今だけの特権だったのかもしれない、なんて笑ってるかもしれないけど、それでも今はその気持ちでいっぱいいっぱいなのだから、なんて思う。

 

会いたいなぁ、すぐに会える距離に、いてくれたらいいのになぁ。

こんな夜は、早く眠ってしまいたい。

くるくる

外が暗い。今にも雨が降り出しそうだ。

私も暗い。気持ちが落ち込んで、布団からでるのがやっとだ。

 

元気なわたしと落ち込むわたしがくるくる変わる。

昨日は元気いっぱいだったのに、今日は起きた瞬間からずっと沈んでいる。

朝ごはんをどうにか食べて、薬を飲んで、布団へ引き返す。

布団の中で2時間ほどうだうだして、ようやく外に出る。

向かうはパソコン。文章が書きたくなったので、これを書いている。

 

旅行に行くとずっと元気で歩き回っていられるのに、家にいると、どうもだめだ。

誰かと会う約束がある日は、気を奮い立たせることができて、元気なわたしになる。

元気なわたしを演じた翌日は、元気じゃないわたしがやってくる。

何も予定がない日は、元気なわたしと元気じゃないわたしが代わる代わるやってくる。

 

今日の午後、用事を済ませに外に出ようかと思ったけど、雨が降りそうなのでやめておくことにした。

別に急ぎの用事じゃないから。私はいつでもなんでもできる、だってずっとお休みだから。

 

くるくる変わる自分の気持ちが分からなくなって、しんどい。

ずっと付き合っていかなくちゃいけないのか、いずれ治るものなのか。

治ることがないのなら、元居た職場に戻ることは難しそうだと感じたりする。

なるほど

すごくうつっぽい症状が出ている。
今日も午前中、病院に行く予定があったのについに布団から出られなかった。
昨日の夜、薬を飲み忘れたからなのか、そうなのか。
 
人に会いたいと思う。
人に会いたくないと思う。
 
表と裏の感情がくるくる変わって、私の中で制御することができない。
 
外に出かけたいと思う。
外に出かけたくないと思う。
 
布団から出たいと思う。
布団から出たくないと思う。
 
スキップしながら外を歩けるときもあれば、
お腹の中がずしんと重くなって一歩も動けない時がある。
 
自分が分からない。
どこかへ行ってしまったようだ。
 
この気持ちをどこかへ追いやりたい。
誰かどこかへ連れていてくれ。